Microsoft Stream(クラシック)終了・廃止についてと代替サービスへの移行方法!
「MS Stream(クラシック)の終了に伴い、Stream (on SharePoint)への移行作業が大変…」
「SharePointに移行したはいいけど、仕様が変更されており非常に使いづらい…」
とお困りではありませんか?
この記事ではStreamクラシック終了の詳細、SharePointの変更点などについて解説します。
また、MS Streamクラシックと比べて使いづらいと言われているSharePointに替わる動画配信サービスについてもご紹介しますので、併せて参考にしてください。
MS Stream(クラシック)終了について
まずはStreamクラシック終了までのスケジュールから、終了後にコンテンツやデータがどうなるかについて解説します。
MS Stream(クラシック)終了までのスケジュール
Streamクラシックは2023年10月15日をもってサービスの利用はできなくなっています。
また、2024年2月15日を持って、Streamクラシックは完全にアクセスできなくなり、SharePointへの移行ができていない動画は削除されます。
今後のMS Streamクラシックの終了スケジュールは以下の通りです。
- 2024年2月15日-Streamクラシックはサービスを終了し、その機能は自動的に停止。この時点から、Streamクラシックのユーザーや管理者はサービスを使用できなくなります。また、Streamクラシックに残された移行されていないコンテンツの削除作業が開始されます。
- 2025年2月15日-Streamクラシックのリンクや埋め込みコードが、OneDriveやSharePointに移行された動画へのリダイレクトを停止します。
MS Stream(クラシック)終了後はどうなるの?
2024年2月15日以降はStreamクラシックに残された全てのコンテンツが徐々に削除されていきます。
この時点で移行を完了していない場合、Streamクラシックに保存していた全てのデータが失われます。
MS Stream(クラシック)とStream(on SharePoint)の違い
StreamクラシックからSharePointに移行することで、サービス内容にもいくつか変更点があります。
ここではStreamクラシックとSharePointの仕様の違いと、Streamクラシックから改良された点について解説します。
■仕様の変更点
<保存場所>
- クラシック: すべての利用者で共通(無制限) / Stream 専用で容量制限
- SharePoint: 個人のOneDrive サーバー等のファイル領域 / 個人のOneDrive各チームの容量制限
<保存方法>
- クラシック: Stream クラシックを利用してアップロード
- SharePoint: ファイルを含めOneDrive等に保存/ Stream on SharePoint からアップロード
<ファイルのアクセス制限>
- クラシック: 指定のみ、ダウンロード不可
- SharePoint: 各自のアクセス許可の管理に依存/ アクセス権限に注意
<他のMicrosoft 365/アプリとの統合>
- 旧: Stream 独自
- SharePoint: Microsoft365 全体(SharePoint, OneDrive, Teams 等)のビデオは、SharePointファイル ブラウザーを利用したStream ビデオとして扱われる
<ライセンス権能>
- 旧: あり
- SharePoint: なし
以上のように各所で仕様変更があり、今までとは勝手が違う部分も出てくるので、移行する際はしっかりと変更点を覚えておきましょう。
MS Stream(クラシック)から改善された点
Stream on SharePointはいくつかの機能においてより利便性が高くなっています。
ここではどのような点でStream on SharePointがアップグレードされているかを解説していきましょう。
<外部共有機能の追加>
- Streamクラシック:外部共有機能が実装されていない。
- Stream on SharePoint:外部へのビデオ公開が可能に。これにより、教育資料やプレゼンテーションなどを広い範囲で共有できるようになる。
<再生性能の向上>
- Streamクラシック:ビットレートに応じた再生技術。
- Stream on SharePoint:OneDriveやSharePointでの再生技術を改善し、高品質でパフォーマンスの高い再生体験を提供。
<Microsoft Teamsとの連携強化>
- Streamクラシック:Microsoft Teams会議の録画が自動的にMicrosoft Stream上にアップロード。
- Stream on SharePoint:録画がOneDrive for BusinessやSharePointに格納されるように変更。これにより、録画の管理がより柔軟になる。
<ビデオコンテンツの扱いやすさ>
- Streamクラシック:独自の世界で管理が必要。
- Stream on SharePoint:ビデオファイルがTeamsやYammerなどどこからでもアップロード可能になり、SharePoint, OneDrive内でのビデオファイルの管理が容易になる。
MS Stream(on SharePoint)は使いづらいって本当?
MS Streamクラシックからのサービス移行に伴い、「SharePointは使いづらい」というお声を弊社でもよくご連絡いただきます。
実際、MS Streamクラシックに比べてSharePointは使いづらいのでしょうか。
弊社に寄せられたお声と、インターネット上の口コミを調べてみました。
Stream(on SharePoint)への移行がめんどくさい
データやフォルダが大量にあると、移行するデータの選択だけでも莫大な時間がかかってしまうという声がいくつか挙げられています。
また、移行ツールがうまく使えない、移行後にコンテンツがうまく機能しないなどのトラブルも報告されており、データの移行に手間取ってしまう方が多く見受けられました。
データ移行に試行錯誤しているうちにサービスが終了し、データを失ってしまう可能性があるので、移行は出来るだけ簡単に行いたいですよね。
Stream(on SharePoint)の使用方法がわかりにくい
機能面の充実はいいことですが、仕様やUIの変更によりやや使用しにくいという声がでています。
また、Windows最新バージョン以外での動作が不安定と言う報告もでているので、移行前に本当に使いやすいアプリケーションなのか確認しておいた方がいいでしょう。
困ったら他の動画配信サービスも検討しよう
慣れない移行ツールなどを使用して自力でSharePointへの移行を行うのは難しいですよね。
また、やっと移行できたと思ってもその後トラブルが発生してしまい、多くの時間を取られる可能性もあります。
弊社にもMS streamクラシックの終了・廃止に伴い、「SharePointへの移行が難しい」「SharePointが使いづらくて困っている」等のご連絡を多数いただいております。
それならば移行を機に、別の動画配信サービスの利用を検討するのも一つの手です。
国内の動画配信サービスはサポートも充実しているので、Stream on SharePointへの移行よりもスムーズな移行が可能です。
クラストリームが配信サービスの移行をサポート!
クラストリームは会員や社内など配信範囲を限定しての動画配信が可能な、動画配信システム・プラットフォームです。
充実したサポート体制を用意しており、専任のスタッフがStreamクラシックからの移行に不安を感じる方にも親身に対応いたします!
ここではクラストリームを利用するメリットを5つご紹介します。
- streamクラシックからの移行を徹底サポート
- 大容量ストレージを低価格でご提供
- 限定配信・会員制動画配信サイトも簡単構築
- 高セキュリティで情報を守る
- VODやLIVEなど多彩な配信方法に対応
streamクラシックからの移行を徹底サポート
クラストリームの徹底したサポート体制は、多くのご利用者様から高い評価を得ています。
もちろんStreamクラシックからの移行に関しても担当者が丁寧にサポートします。
Streamクラシックから動画を全てダウンロードしたものの、移行先が決まっておらず、どこで動画配信をしようか悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください!
→お問い合わせ・サービス詳細資料の請求はこちらから
大容量ストレージを低価格でご提供
クラストリームでは、リーズナブルなライトプランでも約1TBの大容量をご提供しています。
研修や会議、授業などで長時間録画した動画を保存したいという方も安心して利用できます。
研修や会議などは短くて30分、長いと1時間、授業などは1.5時間〜2時間ほどの動画になることもあるでしょう。
保存する動画の品質やファイル形式などにもよって異なりますが、ビットレート800kbpsでMp4ファイルの動画だと、3時間の映像で約1GBの保存容量を使用します。
上記の容量であった場合、クラストリームのストレージであれば、ライトプランでも約3000時間分もの動画保存が可能です。
限定配信・会員制動画配信サイトも簡単構築
会員限定の配信サイトを最短5分で構築可能です。
会員管理に必要な機能を全て備えているので、必要な動画さえ揃えばすぐに配信をスタートできます。
streamクラシックからの移行後、授業や研修などですぐに動画配信を必要としている場合でも、配信する動画さえあれば期間をあけることなく動画の配信が可能です。
高セキュリティで情報を守る
クラストリームでは、情報漏えいやリスク管理を徹底しております。
例えば、SSL対応、暗号化、独自のウォーターマーク表示(特許第6439010号)などの対策により、ユーザーの重要な情報を守ります。※ISO27001及びISO27017取得済
このような高いセキュリティを認められ、金融機関等でもご利用いただいております。
機密性の高い研修が多い企業様や、重要な会議などの情報が漏洩するリスクを下げたい企業様はぜひクラストリームにご相談ください。
VODやLIVEなど多彩な配信方法に対応
全プラン、基本料金内でライブ配信やVOD配信に対応しています。
「リアルタイムでライブ配信したい」「事前に撮影・編集した動画を好きなタイミングで配信したい」など、様々なニーズに応えます。
授業や会議のライブ配信をしたり、ライブ配信した動画をアーカイブに保存して動画コンテンツとして配信するなども可能です。
Microsoft streamクラシックからの移行を考えている方・Share pointが使いづらいと感じている方はぜひ一度ご相談ください!
→無料相談・サービスの資料請求はこちらから
まとめ
StreamクラシックからStream on SharePointへの移行は難しいことではありませんが、慣れないツールの操作などには難航する可能性があります。
サービス終了までの猶予期間も限られている上に、移行の難しさや移行後のトラブルなど、移行が完了するまでに時間がかかります。
また、無事に移行作業が完了しても仕様が変わっており、非常に使いづらいと感じている方も多いのではないでしょうか。
慣れない移行作業で時間を無駄にしたくない、使いづらいツールから脱却したいと考えている方は、一度弊社クラストリームにご相談ください!
お問合せや見積りはもちろん無料です。
クラストリームのサービス詳細を記載した資料や無料デモなどもご用意しております。
→無料デモはこちらから
- streamクラシックからの移行を考えている
- stream on SharePointが使いづらいと感じている
上記に当てはまる方はぜひお気軽にお問い合わせください。